REPORTS | 第1戦 富士スピードウェイ

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

INDP ではKENTARO が得意の富⼠で凱歌

GW とはいえ、かなりの⽇差しが照りつける中、ピットウォークに先⽴ち午後零時15 分にフォーメーションラップがスタートしたFIA-F4 選⼿権今季開幕戦。各クラス2 台ずつが惜しくも予選落ちとなり、フルグリッドの45 台がこの緒戦に臨むこととなった。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

ドライコンディションで迎えた第1戦は14周の戦い。フロントロウには⽩崎稜と佐藤樹、HYDRANGEA Kageyama Racingの2台が並び、2列⽬には梅垣清と鈴⽊⽃輝哉のTGR-DC Racing School勢、そして3列⽬には森⼭冬星と岩崎有⽮⽃のB-MAX RACING TEAM勢と、上位グリッドを各陣営が奪い合う形となったが、午後零時19分にレッドシグナルが消灯すると、なんとフロントロウの2台がともにスタートに失敗。

瞬く間に⽔⾊の2台のマシンを2列⽬スタートの鈴⽊⽃輝哉、梅垣らがかわしていき、1コーナーでは鈴⽊⽃輝哉がトップに。これに梅垣、岩崎が続き、佐藤は4番⼿に後退。ストールした⽩崎はさらに⼤きくポジションを落としてしまう。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

オープニングラップのダンロップコーナーでいったん先⾏した岩崎を捕らえ、佐藤は3番⼿に浮上するが、13コーナーで同じく岩崎をかわした森⼭も背後に続き、オープニングラップを終えた時点でトップ6は鈴⽊⽃輝哉、梅垣、佐藤、森⼭、岩崎、そして百瀬翔というオーダー。しかし、上位陣はコンマ数秒差の接近戦で、余談を許さない状況が序盤続いたが、徐々に森⼭と岩崎のギャップが開いていき、さらには3番⼿佐藤と森⼭のギャップもじりじりと拡⼤し、トップ3台による三つ巴
の様相となっていった。

ところが、5周⽬に13コーナーでスピンを喫していた⾞両に避けきれなかった後続⾞両が接触、さらにその後続も接触することとなり、3台の⾞両が13コーナー付近にストップしパーツがコース上に散らばる。これで6周⽬にセーフティーカーが導⼊されることとなった。

セーフティーカーが出る前、6周⽬の1コーナーでスリップを活かしてトップ鈴⽊⽃輝哉に並びかけていた梅垣がトップを奪取しており、このセーフティーカー先導の隊列のオーダーは、梅垣、鈴⽊⽃輝哉、佐藤、森⼭、岩崎、そして百瀬。

このセーフティーカーは8周終了時にピットインし、9周⽬からレースがリスタートとなったが、リスタートで間合いを詰めていたトップ3は、1コーナーのブレーキングで3ワイドに。しかし、コカコーラコーナーまで続いた戦いの結果、ここでは梅垣が⾟くも⾸位を守り、鈴⽊⽃輝哉、佐藤が続くこととなったが、なんとこのタイミングで佐藤には最初のスタートで⼿順違反があったとして5 秒のタイムペナルティー加算という裁定が下されてしまう。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕>

翌10周⽬、仕切り直しとなった⾸位攻防戦では、鈴⽊⽃輝哉が1コーナーで梅垣を再逆転し、再び⾸位に⽴つこととなったが、その11周⽬の1コーナーでインディペンデントクラスのトップを快⾛していたDRAGONと、これをかわそうとしてブレーキをロックさせた岸⾵児が接触。右フロントにダメージを負ったDRAGONのマシンが1コーナーに⽴ち往⽣することとなり、12周⽬にこのレース2度⽬のセーフティーカーが登場することに。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

結局このセーフティーカーはファイナルラップとなる14周⽬の最終コーナーを⽴ち上がってピットに帰還も、隊列は追い越し禁⽌のままチェッカーを迎えることとなり、鈴⽊⽃輝哉が初優勝。2位に梅垣、3位には3番⼿でチェッカーを受けるもタイムペナルティーで11位まで降格となった佐藤に代わって、森⼭が繰り上がった。4〜6位には岩崎、洞地遼⼤、百瀬が続いている。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

⼀⽅、インディペンデントクラスでは、昨年富⼠で優勝を飾っているKENTAROが予選トップタイムを獲得。しかし、KENTAROは予選での⾛路外⾛⾏を複数回⾏ってしまい、L項違反のため3グリッド降格となったため、インディペンデントクラスの最上位グリッドを得たのは中島功。2番⼿にDRAGON、3番⼿にKEN ALEXとなり、KENTAROは4番グリッドからのスタートに。3列⽬には⼩嶋禎⼀と齋藤真紀雄が続いた。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

しかし、迎えたスタートでは中島が⼤きく出遅れてしまい、代わってDRAGONとKENTAROが1〜2コーナーでトップを争う。しかし、DRAGONが⾸位を⼿にし、2番⼿となったKENTAROには今⽥信宏が⾁薄する。オープニングラップを制したDRAGONの背後では、2周⽬に今⽥がKENTAROをかわして2番⼿を奪うが、3周⽬のコントロールラインではKENTAROが今⽥に並びかけ、そのまま2番⼿を奪い返す。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

後続の攻防の間に1秒半ほどのギャップを築いて5周⽬を迎えたDRAGONだったが、6周⽬にセーフティーカーが⼊ったことでインディペンデントクラスも上位陣のギャップがリセットされ、DRAGON、KENTARO、今⽥、KEN ALEX、CH クラス3台を挟んで中島、齋藤までがトップ6となった。

この後8周終了時、9周⽬にレースはリスタートとなったが、ここでもDRAGONが⾸位をキープ。KENTAROと今⽥が2番⼿を争う⼀⽅、KEN ALEXはCHクラスの⾞両に抜かれ、4番⼿ながらギャップが拡⼤してしまう。

終盤に向け、再び2番⼿以下とのギャップを拡⼤しようとしていたDRAGONだったが、好事魔多し。11周⽬の1コーナーで新原光太郎に続いてアプローチしたDRAGONのインにブレーキをロックさせたCHクラス⾞両が⾶び込んできたため、両者は接触。右フロントサスペンションを破損してしまったDRAGONは無念のリタイアとなったが、この⾞両が1コーナーで⽴ち往⽣となったことで、この⽇2度⽬のセーフティーカーが導⼊される。

SC2 回の荒れた開幕戦、鈴⽊⽃輝哉が初優勝︕

前述した様に、このセーフティーカーはファイナルラップにコースを離れるも、隊列はそのままチェッカーを迎えることとなり、優勝はKENTARO。2位に今⽥、3位にはセーフティーカーが⼊る前にKEN ALEXを攻略していた中島が⼊った。以下4〜6位にはKEN ALEX、齋藤、そして⼤⼭正芳が⼊っている。

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